ガザ地区の即時停戦を!企業団体献金の禁止を 5.29街頭宣伝行動へ

「生みの苦しみは本当にすごい」+「女性が生まずして何が女性か!」先日、 静岡での上川外相の発言。批判にさらされると「真意と違う形で受け止め られる可能性がある」と撤回。しかし自身の価値観への自省は微塵もなし。 上川氏と言えば2018年7月、法相(当時)としてカルト教団オウム死刑囚 13人の内7人の多数一斉執行を命じた当の人。在任中、執行を命令しない 法相も少なくない中、上川氏の「積極性」が注目されました。

この死刑執行で特に問題とされたのが最年少の井上嘉浩死刑囚の執行です。 井上死刑囚はオウム死刑囚の中でただひとり一審と二審の判断が分かれました。 一審の東京地裁は「多数の被害者、遺族が述べた憤り、悲しみ、苦痛、涙」を 「被告人が何よりそれらを自分のこととして痛切に感じ、苦悩し、深く心に刻み 込んだものと認め、・・被告の人間性をみて、無期という「生」を与える選択を しました。」生きて罪を償うようと無期懲役。

しかし高裁がこれを破棄。最高裁で「犯行は法治国家に対する挑戦」として死刑が確定。そして再審請求。 東京 高裁で裁判官、検事、弁護士による再審請求の進行協議が重ねられている最中の 執行でした。記者会見で、死刑囚13人の内なぜこの7人なのか?再審請求中の 執行はなぜ?等々 記者会見でつめられた上川法相は「回答は差し控える」で押し 通しました。自民党の中では国家権力を身をもって示したと上川氏の評価が高ま ります。今や土壇場の自民党、総裁の首のすげ替えが必至となっていますが上川 氏はその筆頭候補とか・・・。
(文責O)
☆ご案内 TOPページに戻る